イメージアーカイブラボの企画で、モネの作品を使用した手製本のノートを作成しました。

画像はflowlissさんの【睡蓮 〜雫〜】ネックレスと一緒に撮ったものです。

モネの描いた睡蓮は連作で、300点近くの作品が確認されています。

企画ではその内の数点を使うことが出来る（ライセンスを支払う形で）ため「青い睡蓮」と「睡蓮、緑のハーモニー」を選びました。

（積み藁や日傘を持つ女などもありましたが、やはりここは睡蓮で... ）

以前にも同じような企画がありました。その時は貼箱で何か形にしようと思ったものの、頓挫。

ようやくノートという形で参加することが出来ました。

タイトルの挿入や、金箔の使用など、デザインによってはいくらでも高価に出来るのですが、手に取りやすくしたかったのでシンプルな設計にしています。

ただ、紙（本文紙）は良いものにしたかったので、グラフィックデザイナーならばみんな大好きなヴァンヌーボの150kgを使用しています。嵩高紙なのでふんわりしているし、折りも綺麗だし、ガラスペンのインクとの相性も良いし、と個人的な好みが満載なのです。

150kgあるので、裏抜けの心配も少ないはず。（今後、パイロットの色彩雫を試したいところ）

販売はminneで行っているのでこちらにはブログでしか載せられないのですが、特集ページの扉に使っていただいたこともあり、多くの方に「いいね」を貰っています。

ただ、販売まで至るケースは少なく、難しさを噛みしめています。

10月には国立西洋博物館でのモネ展と、MMMのギャラリーで委託販売が始まるので、少しでも動いてくれれば良いなあと思っています。

↓minne販売ページ